不動産鑑定士と土地家屋調査士の難易度が高いのはどっち?分かりやすく解説!

今回は、不動産鑑定士と土地家屋調査士の難易度を比較していきたいと思います。

不動産鑑定士と土地家屋調査士は、いずれも国家資格であり、難関資格であると言われています。

同じ難関資格でも、やはり難易度は異なります。

それでは、前提として不動産鑑定士と土地家屋調査士の試験内容から説明していきましょう。

■不動産鑑定士の試験内容

不動産鑑定士の試験は、短答式試験と論文式試験から構成されております。

短答式試験は、マーク式の試験であり、鑑定理論と行政法規の2科目があります。

論文式試験は、民法、経済学、会計学、鑑定理論×2、鑑定理論(演習)の6科目です。

試験合格後は、実務修習を行い、面接に合格すれば、不動産鑑定士として登録できます。

■土地家屋調査士の試験内容

土地家屋調査士の試験、1日で実施され、午前の部と午後の部に分かれています。

午前の部は、平面測量10問/作図1問の試験であり、午後の部は、不動産登記法/民法他 計20問の択一式の試験となっております。

筆記試験に合格したら、口述試験があります。

■不動産鑑定士と土地家屋調査士の難易度比較

不動産鑑定士試験は、文系三大国家資格と呼ばれるだけあり、論文式試験は、1日に2時間を2科目、これを3日間行わなければなりません。

これは、非常にハードです。極度の緊張感が3日間続くんです。私も試験を受けたときは、かなりきつかったのを覚えています。

一方、土地家屋調査士の場合、筆記試験は1日で終わります。不動産鑑定士ほど暗記量も多くなく、試験日程のハードさの面からもやや異なります。

以上のことから、不動産鑑定士の方が土地家屋調査士よりも難易度が高いといえるでしょう。

「不動産鑑定士 > 土地家屋調査士」

ただし、ご注意いただきたいのですが、どちらの資格も仕事内容が異なり、世の中にとって必要とされる仕事であることから、試験の難易度に違いはあれど存在意義の大きさに違いはありません。

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