こんにちは。
これまで、中小企業診断士2次試験の全般的な勉強方法を解説してきました。
不動産事典どっとこむなのですが、番外編ということで、お伝えしてきております。
いよいよ今回からは、事例ごとの勉強方法について解説していきたいと思います。
今回は、事例Ⅰ(組織論)の対策について解説します。
基礎的な手法は、共通してます。1事例30分勉強法を行います。
ただし、事例ごとに特徴が異なるので、その特徴をおさえておく必要があります。
事例Ⅰの特徴ですが、一言でいうと「抽象的な問題が多い」です。
事例Ⅱであれば、マーケティングなので普段、お店に行って買い物したりするので、イメージがしやすいです。
事例Ⅲであれば、問題の性質上、課題や問題点が文章に明確に記載されていることが多いため、解決策を検討しやすいです。
しかし、事例Ⅰは、具体的に課題や問題点が文章に明確に記載されていることが少ないので、分かりにくいという特徴があるんです。
そこで、私が事例Ⅰを解く上で、気を付けているのが下記の点です。
・SWOT分析(特に強みを必ずおさえるようにする)
・課題や問題点を把握する。(この課題抽出が最重要です)
・組織構造(機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)
・人的資源管理(採用、配置、評価、報酬、能力開発)
・モチベーション管理(内発的動機付け、職務拡大、職務充実、権限移譲)
これを気を付けていたら、大事故になることはないかと思います。
ただし、これを身につけようとした場合、繰り返し練習することが必要不可欠です。
皆さんに勘違いしてほしくないのは、ノウハウがあってもやり方(How)を知っている(know)だけでは、問題を解くことはできないんです。
楽して合格することを考えている人は、ノウハウ探しをしても合格することは不可能なので、あきらめた方がよいです。
周りの受験生は、相当な訓練を積んできているので、回り道のようですが、ひたすら問題を解きまくることで、体に解き方を染み込ませることが、最善の合格への道です。
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