中小企業診断士を目指す皆さん、受験勉強の調子はいかがでしょうか。
私が中小企業診断士の受験勉強をしていたときは、勉強方法が分からないという方が周りに多かったです。
特に2次試験の勉強方法に悩んでいる方が多かった印象です。
原因は、2次試験は1次試験と異なり、マークシート形式ではないので、自分で文章を書かないといけません。
当然、人によって、問題の解釈や解答のニュアンスが異なるので、対策が難しいのは当然のことです。
でも、皆さんは諦める必要はありません。
このブログでノウハウを吸収し、あとはひたすら問題を解いて、正解にアジャストすればよいだけです。
さて、 今回は事例Ⅲ(運営管理)の対応の説明をしていきますね。
これまで、事例全般の勉強方法と事例Ⅰ、事例Ⅱの対応について説明してきたので、お見逃しの方は、こちら ⇒ その1、その2、その3、その4、その5
■事例Ⅲ(運営管理)の特徴
まずは、事例Ⅲの特徴をおさえておきましょう。
事例Ⅲの特徴は、製造業の中小企業が出題されることが多いというとこです。
理由は、運営管理の問題は、工場のオペレーションの「無駄」を改善する問いが多いからです。
つまり、事例Ⅲの特徴は、中小企業のオペレーション上の「無駄」をなくし、いかにコストダウンを図るか?という論点がメインになります。
■事例Ⅲ(運営管理)の対応
さて、事例Ⅲの特徴を把握したところで、具体的な対応について説明していきたいと思います。
私が事例Ⅲの問題を解く際に、留意していたのは下記のとおりです。
・SWOT分析(特に強みに着目。理由は、製造業の中小企業は、強みを活かしつつ、オペレーションを効率化することで費用削減を図ることで収益の向上を図るというパターンが多いからです。)
・課題、問題点を把握(無駄なところはないか?という観点。必ずどこかの設問で課題や問題を解決するはずです。)
・原因、問題、対応策、効果の因果関係を意識する。(問題が発生しているということは、必ず原因があります。この原因に対して対策を講じないと問題は解決しません。また、対応策を講じた結果、どのような効果があるのかについても意識する必要があります。)
あとは練習あるのみです。
前回も言いましたが、ノウハウを手に入れただけで合格できると勘違いしている人が非常に多いです。
ノウハウはあくまでもツールです。
ツールを効果的に使いこなすには、大量の練習が必要です。
働きながら受験する場合であっても、どのようにしたらもっと効率的に勉強できるか?という観点で自分自身で改善することが重要です。
その一つの案として、私は以前「1事例30分勉強法」を紹介しましたね。
あとは、皆さんの努力次第です。
質問がある方は、コメントまで。
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