経営者必見！事業承継時には旧経営者の保証が外せる！？（信用保証協会）

経営者であれば、信用保証協会による経営者保証についてご存じの方は多いのではないでしょうか。

しかし、信用保証協会の保証を意外なタイミングで外すことができるってご存知でしょうか。

それは、現在話題の「事業承継」のタイミングです。

つまり、「信用保証協会の保証付き融資において、事業承継を行う場合は、基本的に、旧経営者の保証を外すことができる」ということです。

事業承継において、旧経営者の保証を外すことについては、多くの方が悩んでいたと思います。

「信用保証協会の保証付き融資において、事業承継を行う場合は、基本的に、旧経営者の保証を外すことができる」ということを知っているかどうかで経営者の判断や負担は大きく変わってくるでしょう。

こちらを参照ください。→「経営者保証に関する対応」

この資料を見ると、下記のような記載があります。

経営者保証に拠らない融資の実績・事例が積み重ねられつつある近況を踏まえ、今般、経営者保証ガイドライ

ン対応保証制度は廃⽌し、保証時・期中時（借換や条件変更時）や事業承継時といった企業経営の各ス

テージにおいて、新たな運⽤・制度を開始することとする。

さらに、事業承継時という項目のところには、下記の記載があります。

・事業承継時、旧・新経営者の両⽅から経営者保証をとることは基本的に⾏わないものとする運⽤を⾏う。

※旧経営者の経営者保証が残る場合は、基本的に新経営者の経営者保証の追加は要しない。

※既存分の返済が正常であり、旧・新経営者の意向がある場合には、基本的に旧経営者の経営者保証を解除し、新

経営者の経営者保証を追加する。

・これに加え、上記の保証時／期中時の運⽤を併せて⾏うことで、新経営者の経営者保証を追加せずに旧経営者の経

営者保証を解除することも可能。

最近は、事業承継がトピックとなっており、後継者がいないことから、多くの経営者がお悩みではないでしょうか。

そんな経営者の方は、信用保証協会の保証を受けている人は少なくないでしょう。

今回の経営者保証に関する対応を参考に、事業承継と絡めて、旧経営者の保証を外すことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。