宅建試験の解き方を分かりやすく解説【初心者向け】

本日は、宅建の試験の解き方について、説明していきたいと思います。

解き方の説明に入る前に、宅建の問題の構成について、みていきましょう。

(宅建受験経験者はよくご存知かと思いますので、読み飛ばしてOK)

【宅建の問題の構成】

①権利関係(民法等)           14問

②宅建業法                20問

③法令上の制限(行政法規(宅建業法除く)) 8問

④その他関連知識              8問

計50問

こんな感じで構成されています。

これだけ見ると、①権利関係(民法等)と②宅建業法の問題数が多いので、この2つを重点的に勉強をした方がよいと思うかもしれません。

人それぞれ得意科目と不得意科目があるので、文章が得意な人や法学部出身の人などは、①権利関係(民法等)と②宅建業法を重点的に攻める方法でも問題ないかもしれません。

しかし、私は理系で、文章も得意ではなかったので、民法の専門用語を見てもちんぷんかんぷんでした。

そこで、私は以下の作戦で宅建の試験本番に臨みました。

【結論】

・②宅建業法、③法令上の制限(行政法規(宅建業法除く))、④その他関連知識

 ⇒ほぼ満点を目指す        

・①権利関係(民法等)

 ⇒3割~5割を目指す

②~④を満点取るというのは、非現実的だと考える人もいるかもしれませんが、9割程度なら問題なく達成できます。

民法を1問正解する労力よりも、宅建業法を1問正解する労力の方が圧倒的に少ないです。

不動産鑑定士の試験には、民法の科目がありますが、例えば、錯誤の問題を論述しようとするだけで論点がいくつもあります。

宅建では、その論点を踏まえて、選択肢を切っていかないといけないんです。

理系の私からすると、民法に時間をかけすぎるのは、非常に非効率だと感じました。

一方、宅建業法や都市計画法、建築基準法、農地法などの方が頭に入りやすいと思うんです。

しかし、宅建の過去問だけでは不安だという人は、先日、私がオススメした宅建の勉強方法をしてみてください。

法令上の制限の対策には抜群です。

ただし、余力がなくて、時間がない人は、宅建の過去問に集中しましょう。

ちなみに、私は民法は3割で、②~④は全問正解でした。

(正直、作戦が成功したと思います。)

なお、このやり方がすべてではないので、自分の得意分野を踏まえて、作戦を考えるとよいでしょう。

法学部出身者や法律マニアの人であれば、民法で満点を取ることも可能だと思います。

(まあ、そんな人はこのブログを見ていないかもしれませんが…笑)

最後に、結論を再掲しときます。

【結論】

・②宅建業法、③法令上の制限(行政法規(宅建業法除く))、④その他関連知識

 ⇒ほぼ満点を目指す        

・①権利関係(民法等)

 ⇒3割~5割を目指す

みなさんの健闘を祈ります。

今から独学で勉強しても試験には間に合いますよ!!

<スポンサードリンク>
<スポンサードリンク>
<スポンサードリンク>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です