不動産事典どっとこむをご愛読いただきありがとうございます。
久しぶりのブログ更新です。
最近は、不動産業務、経営コンサル業務、新規ビジネスなどやること満載で、ブログの更新をさぼっておりました。
さて、本日は、専門的なことではなく、「謙虚さ」について書いていきたいと思います。
私は、不動産鑑定士と中小企業診断士、宅地建物取引士の資格を保有しておりますが、最近はより一層謙虚さを大切にしています。
なぜだと思いますか?
答えは簡単です。
謙虚であることが、一番得をするからです。
例えば、無知の知という言葉があります。
これは、知らないことを知っているということです。
私は不動産鑑定士ですが、不動産についてすべて知っているわけではありません。
建築については建築士の人に教えてもらわなければならないことがたくさんあります。
そんなとき、自分は不動産について何でも知っているぜって姿勢で建築士の人と話をしていたら、果たして、相手はどのように感じるでしょうか?
おそらく、「建築について何も知らないくせに」と思うことでしょう。
そうなると、相手は、こんな態度のやつに建築のことなんて教えてあげたくない。と思うことでしょう。
これって、かなり損なことだと思いませんか?
しかも、謙虚さがないときって、相手も情報を教えてくれないですが、自分も情報を得ようとしていないことが多いと思うんです。
しかし、自分が完璧でないことを知り、自分の知らないことを知っている相手に対して、敬意を表して、謙虚な姿勢で接すると、相手からどんどん情報が出てきます。
また、傲慢さを捨てることで、周囲の人が協力してくれるようになります。
謙虚であり続けることで、周囲から情報が入ってくるとともに、自分自身も新しい情報を吸収しようとしますし、周囲に協力者が増えるというわけです。
かつての私もそうでしたが、自分の能力を周囲の人に見せつけてやろうという気持ちがあったことは間違いありません。
しかし、これは本当に意味がないことなんです。
ここで、肝心なことは、自分の能力を評価するのは、自分自身ではなく、相手なんです。
自分がすごいと思っていても、相手が評価していなければ、無意味なんです。
このように、「謙虚さ」というのは、最大の武器なんです。
自分を成長させてくれるマインドであるともいえます。
特に、中高年で役職がつくようなサラリーマンには、変なプライドができてしまい、謙虚さを忘れがちなのではないかと思います。
私は、今後も謙虚さを大切にし、さらなる飛躍ができるように邁進していきます。
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