不動産業に従事している皆さんは、普段どのようなサイトやアプリをお使いですか?
不動産業に限らず、他の業界に共通することですが、ちょっとしたサイトやアプリを知っているだけで業務の効率が格段に上がることがあります。
そこで、私が不動産鑑定の実務をする中で、便利だと思うサイトやアプリを紹介していきたいと思います。
①東京都の地価
このサイトを使わない日はないと言っても過言ではありません。
Googleマップに、公示地や基準地の価格や過去の推移などの詳細がプロットされています。
なんとなく土地価格の水準感を知りたいときには、最適です。
サイトの名称は東京都の地価ですが、全国の公示地や基準地のデータをGoogleマップで見ることができます。
このサイトを見ると分かるのですが、どのエリアの地価が上昇していて、どのエリアが下落しているのか一目瞭然です。
近年は都心回帰の傾向も強く、職住近接の考え方を持つ人が多いです。
よって、都心部と地方では地価の変動が全く異なっており、さらに都心部での地価上昇は著しいものがあります。
不動産業に従事している方であれば、必ず使いこなしたいサイトです。
便利さ:☆☆☆☆☆
対象:業者向け
②鑑定の友
続いては、スマホアプリの紹介です。
こちらもGoogleマップに全国の公示地と基準地がプロットしてあり、Googleマップでどのエリアがどのくらいの土地価格水準なのかを把握することができます。
東京都の地価と同じじゃないか?と思われるかもしれませんが、東京都の地価は外出時にブラウザで操作するには、やや不便さが伴います。
しかし、鑑定の友であれば、スマホ専用アプリなので、外出時でもストレスなく、公示地と基準地の確認ができるというわけです。
不動産鑑定士でなくても、必ずインストールしておきたいアプリです。
便利さ:☆☆☆☆
対象:業者向け
③全国地価マップ
このサイトの特徴は、全国の相続税路線価と固定資産税路線価を確認することができる上に、4年分の路線価を確認することができるところです。
固定資産税路線価の変動は固定資産税額に影響してきますし、相続税路線価の変動は相続税額に影響してきます。
不動産鑑定の実務では必ず使用します。
便利さ:☆☆☆☆
対象:業者向け
④Realnet新築マンションサーチ
このアプリには、衝撃を受けました。
新築マンションの相場が一目で分かるんです。
どのエリアはマンションが高くて、どのエリアは高くないのかすぐに分かります。
更に便利なのは、販売年、竣工年、分譲坪単価が分かってしまうところです。
便利さ:☆☆☆☆☆
対象:エンドユーザー・業者向け
⑤SUUMO
↓android向け
↓iphone向け
言わずと知れた大手の不動産サービスです。
SUUMOは検索もしやすく、個人的には使いやすいところが特徴かと思います。
賃貸物件を探したいときは、必ず使うアプリと言ってもいいかもしれません。
便利さ:☆☆☆☆☆
対象:エンドユーザー向け
いかがでしたか?
やや不動産業者向けのアプリやサイトが多かったかもしれませんが、土地価格やマンションの相場を知っておくのは、自分が損をしないために必要なことです。
皆さんのお役に立つ情報を今後も発信していきたいと思うので、よろしくお願いします。
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