久しぶりの更新です。
仕事が忙しく、放置しておりました。
すみません。
今日から中小企業診断士の独学合格のための勉強方法を書いていきたいと思います。
私の周囲にも中小企業診断士を目指している人がおり、勉強方法に悩んでいるようだったので、このブログを通して同じような悩みを持つ方のために記事を書いていきます。
さて、そもそも中小企業診断士という資格を皆様ご存知でしょうか。
日経新聞にサラリーマンが取得したい資格№1に輝いていたようです。
私はそのことは知らずに勉強していたのですが 笑
しかしながら、これまでの勉強を通して、中小企業診断士の資格の有用性を実感したので、皆様にお伝えしていこうと思います。
◇まず、中小企業診断士とはなんぞや?
私も初めてこの資格を見たときはピンと来ませんでした。
中小企業を診断するってどういうことだ?と思いました。
しかし、実際に勉強すると分かるのですが、「経営のコンサルタント」をイメージして頂ければよいかと思います。
中には「日本版MBA」なんて言う人もいるようですが、個人的にはさすがに言い過ぎだと思います。笑
ただ、簡単な資格という訳ではありません。
試験内容は下記の3段階に分かれています。
〇1次試験(択一式)⇒企業経営理論、運営管理、財務会計、経済学、経営法務、経営情報システム、中小企業政策
〇2次試験(論述式)⇒事例Ⅰ(組織論)、事例Ⅱ(マーケティング)、事例Ⅲ(運営管理)、事例Ⅳ(財務会計)
〇口述試験
↓ホームページはこちら
科目数だけみても意外と多いということが分かるかと思います。
何となくでは決して受かりません。
1次試験の合格率20%前後、2次試験の合格率20%前後という狭き門を通過しなければなりません。
何より、難しいのは仕事をしながら勉強をすることです。
私も働きながら勉強しましたが、正直きつかったです。
不動産鑑定士の試験の時にも試験勉強をしていたので、勉強の習慣があったことから、乗り越えられたと感じます。
要するに、合格するためには覚悟が必要ということです。
◇中小企業診断士のメリットは?
先に述べたように簡単に受かる資格ではないことはお分かりいただけたかと思います。
ただ、中小企業診断士の取得にメリットはあるのでしょうか。(まあ、なかったら誰も勉強しませんね)
私が思う中小企業診断士のメリットは
①浅いが広く知識を習得することができ、サラリーマンとしての汎用性が高まる
②客観的な視野を養うことができる
③独立への道が開かれる
①と②がメインです。
正直、他にもメリットはあるかもしれませんが、ざっくり言うとこの3つだと考えています。
①についてですが、想像に難くないでしょう。
企業経営経営理論では、組織構造やマーケティングが学べますし、運営管理では工場のオペレーションなどが学べます。
経営法務では会社法や知的財産権を学ぶことができます。
財務会計では、会計の超基礎的な知識を学ぶことができます。
このように、サラリーマンとしての汎用性が高まることは間違いないです。(スペシャリストじゃないですが、ゼネラリストといえるでしょう。)
②について、あまりイメージがつかないかもしれませんが、特に2次試験の論述試験で培われます。
2次試験では、何かしらの問題を抱えている中小企業が題材となっており、その課題を解決する方法を提案する問題がよく出されます。
これは客観的な視野を培うのに役に立ちます。
皆さんが普段会社で当たり前のようにしていることが、実は問題の原因であったりすることがよくあります。
私も普段の業務において、中小企業の題材と重複する部分がいくつかありました。
③について、私は中小企業診断士として独立しているわけではないですが、私の周りにも何人か独立している人がいます。
ただし、中小企業診断士は独占業務がないので、食っていけるかどうかは本人次第と言ってもいいでしょう。
◇中小企業診断士は独学可能か?
独学で合格するのは可能です。
ただし、時間的な問題で効率的とはいえません。
そこで、私は予備校を利用することをオススメします。
理由は、お金はかかりますが、時間を節約できるからです。
中小企業診断士を受験する人は、おそらく多忙な人が多いのではないでしょうか?
また、二次試験の事例問題は、独学ではつかみどころがなくても、予備校であれば、惜しげも無くノウハウを教えてくれます。
ちなみに私はTACの二次試験の通信講座を受講してました。
↓参考
これですべてのノウハウが手に入れるというわけではないですが、時間をお金を買っているつもりで受講するのは個人的にはアリだと思いました。
私は、TACの受講を踏まえて、自己流でノウハウを蓄積しました。
今後は、皆さんが知りたいであろう勉強方法やノウハウをお伝えしていきたいと思います。
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