経営者必見!マル経融資の概要・特徴・必要書類を分かりやすく解説!

マル経融資(小規模事業者経営改善資金)とは、小規模事業者の経営を支援するために商工会議所の推薦に基づき日本政策金融公庫が無担保・無保証人で融資を行う公的融資制度を言います。

概要

マル経融資(小規模事業者経営改善資金)の概要は下記のとおりです。

・融資限度額

 2,000万円

・担保/保証人

 不要(信用保証協会の保証も不要)

・返済期間

 運転資金7年以内、設備資金10年以内

・融資対象

 以下のすべての要件を満たす方

 「従業員20人以下(宿泊業と娯楽業を除く商業・サービス業は5人以下)の法人・個人事業主」

 「商工会議所の経営・金融指導を受けて事業改善に取り組んでいる

最近1年以上、同一会議所の地区内で事業を行っている」

 「商工業者であり、日本政策金融公庫の融資対象業種を営んでいる」

 「税金(所得税、法人税、事業税、住民税)を完納している」

・融資利率

 1.11%(平成31年3月13日現在)

・資金使途

 運転資金:仕入資金、給与の支払い、諸経費等の支払etc

 設備資金:店舗等の改装、車両の購入、機械・設備等の購入etc

https://www.tokyo-cci.or.jp/marukei/

 

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特徴

  •  特徴①無担保・無保証人で最大2,000万円の融資を受けることができる
  •  特徴②低金利・固定金利である
  •  特徴③無料で相談できる
  •  特徴④小規模事業者を対象とした融資である

融資実行までの流れ

マル経融資(小規模事業者経営改善資金)の融資実行までの流れは以下の通りです。

  1. 小規模事業者から商工会議所に対して、経営相談・借入申し込み
  2. 商工会議所から日本政策金融公庫に融資の推薦
  3. 日本政策金融公庫から小規模事業者に融資決定通知
  4. 小規模事業者と日本政策金融公庫で融資契約を締結
  5. 日本政策金融公庫から小規模事業者に対して融資実行

 

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必要書類

法人の場合

  • 前期・前々期の決算書および確定申告書
  • 決算後6ヶ月以上経過の場合は最近の残高試算表
  • 法人税・事業税・法人住民税の領収書または納税証明書
  • 商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
  • 見積書・カタログ等(設備資金の申込みの場合)

個人事業主の場合

  • 前年・前々年の決算書(または収支内訳書)および確定申告書
  • 所得税・事業税・住民税の領収書または納税証明書
  • 見積書・カタログ等(設備資金の申込みの場合)

 

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