不動産鑑定士、中小企業診断士のズーヤンです。
不動産鑑定士の論文式試験の直前期ですね。
論文式試験の直前期は皆さん大変ですよね。
私も論文式試験の直前期は精神をすり減らしながら勉強しました。
しかし、不動産鑑定士の論文式試験の直前は不安になり、どんな勉強をしたら良いか分からない人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事は次の人向けに書きました。
「直前期の時間管理はどうすれば良いのか分からない」という人
「不動産鑑定士に合格した人は、直前にどんな勉強をしていたの?」という人
この記事を読むことで、合格者が実践した試験直前の勉強法、時間管理をあなたは知ることができます。
それでは結論から言います。
これが私が実践して合格を勝ち取った勉強方法と時間管理です。
これだけでは分かりにくいと思うので、詳細の説明をしていきます。
1.直前期に勉強する問題を絞り込もう
そもそも直前期とは試験前何週間くらいなのかを明らかにしとく必要がありますね。
私がこの記事で言う直前期というのは、試験前2週間だと思ってください。
そして、直前期に最初にやるべきことは、復習する問題を絞り込むことです。
その理由は、次のとおりです。
・理解していない問題で多くの時間を浪費するのも無駄
問題を絞り込むのは分かったけど、具体的にどうやって絞り込めばいいの?と思いますよね。
私が問題を絞り込む基準は、次のとおりです。
・すでに理解している基礎答練(TACの教材)は解かない(基礎中の基礎で分かりきっている問題は解かない)
・TACの全国模試、直前答練、応用答練は解く(理解しているけど暗記の精度を上げたい問題)
総まとめ講義(TAC)のうち苦手な(暗記が不十分な)問題だけを解く
・鑑定理論の過去問は平成の分だけ解く、昭和の過去問は解かない。(昭和の過去問は今とは傾向が異なるので解いても意味がない)
・会計学、民法、経済学、鑑定理論(演習)の過去問は解かない。
まとめると、次のとおりです。
2.記憶力から逆算して計画を立てよう
次は、絞り込んだ問題を解いていくための計画を立てましょう。
計画を立てるときのコツは、記憶力から逆算する必要があります。
試験当日に暗記のピークにするために、ちゃんと計算しないといけません。
例えば、あと2週間ということは14日間なので、鑑定理論と会計基準の単純暗記は3日で1周するとしたら、約5回転です。
参考ですが、私が実際に直前期に勉強した鑑定理論の内容を公開しますね。
14日前 基準総論7~9章
13日前 基準各論1~3章、直前答練4問
12日前 基準総論1~6章、応用答練3問
11日前 全答練5問
10日前 基準総論7~9章、直前答練3問
9日前 基準各論1~3章、総論1~5章、上級答練2問
8日前 基準総論6~9章、直前答練4問
7日前 基準各論1~3章・総論1~6章、上級答練1問、直前答練2問
6日前 基準総論7~9章・各論1章、全答練4問、直前答練2問
5日前 基準各論2~3章・総論1~6章、全答練4問
4日前 基準総論7~9章・各論1~3章・総論1章、総まとめ講義7問
3日前 基準総論2~9章、総まとめ講義4問
2日前 基準各論1~3章・総論1~5章、応用答練3問
1日前 基準総論6~9章
これ以外にも鑑定理論(演習)、民法、経済学、会計学を勉強しました。
3.試験当日は合格する気しかしなかった
働きながらでも、不動産鑑定士に合格するために、直前期にラストスパートをかけて、勉強をした結果、、、
試験当日は合格する気しかしなかった
これは過剰な自信ではありません。
自分ができる勉強はすべてやったので、「これで不合格ならしょうがない」という割り切りです。
しかし、どんな問題が来たとしても、解けない問題はないという感覚でした。
実際の試験の結果は、けっこうボロボロだったと思います。笑
成績開示をしていないので、結局何点だったのかは分かりませんが。
4.まとめ
いかがでしょうか。
不動産鑑定士試験の直前期の勉強方法をまとめると次のとおりです。
・直前期に分かりきってる問題を解いても無駄
・理解していない問題で多くの時間を浪費するのも無駄
・具体的には、鑑定理論と会計基準の暗記事項は毎日して、TACの全科目の問題を解きまくる!
・全力でやり切ったという精神状態で試験当日をむかえるようにする
あなたが不動産鑑定士試験に合格することを祈っています。
質問も受け付けていますので、コメント欄からご質問ください。
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